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読めない指先

心が読めない男の肌に、澪の体は溶かされていく

12 次閱讀 2,714 2026/9/12 更新

触れた者の思考が読める澪が出会った蓮には、なぜか心が読めない。思考の空白がもたらす体の疼きと官能に澪は抗えず、蓮との接触に溺れていく。

第一章

読めない指先

の指先が澪の手袋の上に置かれた。白い布越しに体温が伝わる。澪は肩を震わせたが、指を引っ込めなかった。彼の親指が手首の縁をなぞる。布の下の皮膚が粟立つ。澪は下唇を噛んだ。蓮は黙って手袋の先端を摘まみ、ゆっくりと引き抜いた。露わになった指が空気に触れ、冷たさで痺れる。

「読めるか」

蓮の声は短い。澪は彼の手のひらに自分の素手を重ねた。流れ込んでくるはずの思考がない。静寂だけが掌に広がる。澪は息を吐いた。蓮が指を絡めてくる。骨張った指が澪の指の間に入り込み、強く握る。澪の心臓が跳ねた。彼の皮膚は乾いていて熱い。手の甲の静脈が浮いている。

蓮がもう一方の手で澪の顎を持ち上げた。素肌の指先が首筋に触れる。澪の喉が上下する。蓮の顔が近づく。鼻先が触れ合う距離で止まり、澪の瞳を覗き込んだ。蓮の呼吸が澪の唇にかかる。生温かい。

「怖いか」

澪は首を横に振った。蓮が口を開けて澪の下唇を食んだ。歯が柔らかい肉を軽く押す。澪の腰が浮く。蓮の舌が唇の割れ目をなぞり、中へ割り込んでくる。澪は反射的に口を開けた。蓮の舌が澪の上顎を舐め、歯列をなぞり、舌を絡め取る。唾液が混ざる粘着音が耳に届く。澪の鼻から甘い声が漏れた。

蓮が澪の手を自分の胸元に導く。シャツ越しに心臓の拍動が掌に響く。澪の指先が無意識に布を掴んだ。蓮の手が澪の腰に回り、体を引き寄せる。太腿が触れ合う。蓮の股間が硬くなっているのが澪の膝に当たる。澪は目を見開いた。蓮が澪の耳を舌で舐め上げ、耳介の縁を歯で挟む。澪の背筋に電流が走る。膣の奥が疼くように収縮する。

蓮が澪のブラウスの前を開け始めた。ボタンが外れる柔らかい音が続く。素肌の胸元が現れた。レースの薄いブラジャーに包まれた乳房が呼吸のたびに上下する。蓮の指がブラの上から乳首を探り当てる。布越しに指先で押し潰すようになぞると、乳首が固く立ち上がる。澪は首を後ろへ反らせた。

蓮が片手でブラの前ホックを外す。肩紐が滑り落ち、乳房が露わになる。形のよい白い乳房に淡い色の乳首が立っている。蓮はそれを親指で弾いた。澪の口から高い声が漏れた。蓮が舌を伸ばし、乳首を吸い上げる。口内の熱が乳輪を包み、舌の裏のざらつきが突起をこする。澪の腹がびくびくと痙攣する。蓮が指でもう片方の乳首を摘み、軽く捻る。澪の太腿が震え、スカートの布が持ち上がるほど膝が浮く。

蓮が澪のスカートに手を入れた。指先が素肌の太腿を這い上がり、下着の縁に触れる。澪は両脚を閉じようとしたが、蓮の膝が割入り脚を開かせる。指が下着の上から割れ目をなぞった。布はとっくに湿っている。澪は顔を背け、目を瞑った。蓮の指は下着を横にずらし、素肌の陰唇に直接触れる。ぬるついた感触が指の腹に絡む。肉の襞がくちくちと音を立てる。澪は息を殺し、下腹に力を入れた。

蓮の中指が膣口を探り、ゆっくりと沈み込む。内壁が異物を締め付け、熱い粘液が指を濡らす。蓮が指の第二関節まで挿入し、内壁の上の方を押した。澪が悲鳴に近い声を漏らし、蓮の腕に爪を立てる。蓮は中指を抜かず、親指で陰核を擦る。二点を同時に責められ、澪の太腿が開く。透明な液が手のひらまで滴る。

蓮が澪の体を座らせた。背中に腕を回し、上着を脱がせる。スカートも下着もずり下ろされ、足首で絡まったまま床に落ちる。澪は薄い色素の髪を乱し、真っ白な素肌を晒して座り込んでいる。蓮が自分のシャツを脱ぎ、ベルトを外す。ズボンごと下着を下ろすと、硬直した陰茎が腹に沿って飛び出した。先端から透明な汁が漏れている。澪はその肉棒を目で追い、喉を鳴らした。

蓮が澪の頭に手を置いた。澪はゆっくりと身を起こし、蓮の股間の前に正座する。両手で陰茎を握った。熱い。脈打っている。澪は先端に舌先を当て、溢れる雫を舐め取る。塩辛い。蓮の指が澪の髪を掻き分ける。澪は唇を開け、亀頭を口に含んだ。口蓋に押し込まれる感触に咽せそうになりながらも、舌で裏筋を舐め上げる。蓮の腰が微かに揺れる。澪は唾液で濡れた肉棒を根元まで咥え込もうとした。喉の入り口が痙攣し、えずく。目の端に涙が浮かぶ。蓮が澪の髪を引いて制止した。

「まだだ」

蓮は澪を床に押し倒した。両脚を開かせ、濡れている肉裂を指で広げる。膣の入り口がひくついている。蓮が亀頭をあてがう。澪の腰が浮き、自分から擦り寄せるように動いた。蓮は唇を歪め、腰を突き入れた。陰茎が一気に最奥まで侵入する。澪の背中が跳ね、声にならない叫びをあげた。内壁が肉棒全体を締め上げ、収縮する。蓮が腰を引き、抜ける寸前まで戻して再び突き入れる。粘液が泡立ち、結合部から飛び散る。肌と肌がぶつかる音が部屋に響く。

澪は床に爪を立て、耐えるように腰を揺らした。中伝いに流れ込む蓮の思考はない。その空白が逆に澪を煽った。彼が何を考えているのかわからないことが、これほどまでに深く体を溶かす。澪は目を開け、蓮の顔を見上げた。汗で前髪が額に張り付いている。蓮が腰の角度を変え、陰茎の先で最奥の子宮口をぐいぐいと押す。澪の太腿が激しく痙攣し、膣内の壁が脈打つ。澪が達した瞬間、腹の奥が熱く融けるように痙攣した。

蓮は澪をうつ伏せにひっくり返した。尻を高く持ち上げさせ、後ろから挿入する。陰茎が下から上へと膣壁を削るように出入りする。尻肉が揺れ、背中のくぼみに汗が溜まる。澪は顔を床に押し付け、舌を出して啼いた。蓮が澪の尻たぶを両手で掴み、左右に割り開く。結合部の肉の襞が陰茎にまとわりつく様子がむき出しになる。蓮はそこを親指で広げ、肛門の窄みを湿った指で軽く押した。澪が首を反らし、悲鳴を上げる。後孔が恐怖でひくつく。蓮は指を侵入させず、周囲をくるくると撫でる。澪の内腿が震え、また軽い絶頂が来る。

「指まで読めるか」

蓮が低い声で言う。澪は首を振った。蓮が指を澪の口に差し入れる。澪の舌が指に巻き付き、唾液で濡らす。蓮がその指を肛門に沈めた。異物の圧迫感に澪の腰が跳ね上がる。蓮は膣と肛門の同時刺激を与えながら、腰の抽送を緩めない。澪の口からは言葉にならない嬌声が絶え間なく溢れる。床に爪を立てた指が白く変色していく。

蓮が澪の腰を抱え込み、体を起こさせる。背中が蓮の胸に密着する。蓮は立ったまま澪の片脚を抱え上げ、側面から突き入れた。澪は片足だけで体を支えられず、蓮の太腿に体重を預けた。肉棒が入口をこじ開けるように入ってくる。この体勢では体内を深くまで見られているようで、澪は顔を赤くした。蓮の唇が澪の肩甲骨をなぞる。素肌と素肌が広い面積で触れ合い、汗で吸い付く。澪の全身が熱を帯びる。蓮の背が薄くなるほど肌が密着しているのに、思考は読めない。読めないことが、体を開く理由になっていた。

蓮がそのまま壁に澪を押し付けた。冷たい壁に乳首がこすれ、澪の腰が浮き上がる。蓮は腰の動きを速めた。膨張しきった陰茎が子宮口をノックするたび、澪の内側から電撃が走る。腹の緊張が限界に達し、澪は爪が剥がれそうなほど壁を掻いた。後孔に入っていた蓮の指が抜かれ、両手が澪の乳房を背面から揉む。乳首は指の間で転がされ、引っ張られる。澪の視界が白み、瞬間的な爆発が全身を走った。大量の愛液が陰茎を包み、床に水たまりを作る。

蓮はしばらくそのまま射精を堪え、澪の胎内を強く穿ち続けている。

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